こんにちは、たけです。
前回に引き続き、らみのご両親への結婚挨拶のための、釜山帰省の模様をお届けします。
※第1弾の「たけ、1人で釜山に行くの巻」をまだ読んでいない方は、先にこちらをチェック!
第2弾の今回は「らみのご両親に結婚のご挨拶の巻」です!
この旅のメインイベント、というか人生の中での大イベントの1つである結婚のご挨拶。
その様子を赤裸々にお伝えしていこうと思います!
これから国際結婚をご両親へ報告する予定がある方の支えになれたら嬉しいです。
前提のおさらい
らみのご両親へのご挨拶に向かう前に、現状を簡単に整理します。
らみのご両親は生粋の韓国人なので、基本的には韓国語でのコミュニケーションになります。
そこで重要になってくるのがたけの「韓国力」(韓国にまつわる総合力)なのですが、たけの「韓国力」はこちら。
・韓国での滞在の経験はほぼゼロ(トランジットで1度ソウルに寄っただけ)
・韓国ドラマ等はほとんど見ておらず、文化的な知識もなし
・韓国語は一応「TOPIK2級」(英検3級程度)を保持
・実際のところ、韓国語は「2割聞こえて、1割話せる程度」
結婚のご挨拶をするにはあまりにも貧弱な「韓国力」! 笑
らみと付き合うまでは韓国に縁もゆかりもなかったたけは、
らみにも教えてもらいながら、何とか頑張って韓国語を勉強してTOPIK2級を取得しましたが、
そうは言ってもまだまだ十分なコミュニケーションを取れるような状態ではありません。。
丸腰で挑むのはあまりにも無謀だと考え、らみのご両親へのご挨拶に向けた戦略を考えることにしました!
たけの結婚ご挨拶大作戦
「韓国力」が乏しいたけが無事にらみのご両親への結婚のご挨拶を大成功させるべく、「結婚ご挨拶大作戦」を作成しました!
3つの戦略でたけの「韓国力」を補い、たけのらみに対する思いや感謝の気持ちを伝えられるようにしていきます!
戦略① いつも明るい笑顔と「ありがとう」
1つ目の戦略は「笑顔と感謝の言葉を忘れない!」です。
韓国語がままならないたけでも簡単にできることといえば、ボディーランゲージと「ありがとう」の言葉。
初めての韓国で、初対面のご両親の前で緊張してしまうと思いますが、
ニコニコと笑顔でいれば、言葉ではうまく伝えられない自分の人となりを間接的にでも伝えられると信じています。
明るくて人柄が良さそう!と思ってもらえるように、笑顔は常に意識していきたいと思います!
また、気遣いができるらみのご両親もとても優しい方々だと容易に推測できるので、その優しさに触れる度に感謝の言葉を伝えていきます。
たけが小さい頃から「感謝の気持ちは忘れないこと!」と両親からしつけられてきました。
感謝の気持ちを伝えることはどこにいても大事なことだと信じているので、この場でもしっかりと実践したいと思います!
戦略② 自分の気持ちを自分の言葉で
2つ目の戦略は「下手でも自分の言葉で想いを伝える!」です。
TOPIK2級程度ではスラスラと韓国語を話すことはできませんが、
たどたどしい韓国語でも自分の気持ちを自分の言葉にすることに意味があると思っています。
テレビのインタビューで、日本に来たばかりの外国人が拙い日本語で受け答えしているところを見ると、
言いたいことは何となく分かりますし、頑張って伝えようとしている姿に心打たれるところがありますよね。
自分もまさにそのような状況にあると思うので、自分の考えていることを一生懸命に伝えるように頑張りたいと思います!
らみと結婚して仕合わせな家庭を築いていくこと、いつまでも元気でたけらみを見守っていてほしいこと、
コロナが落ち着いたら日本に来て欲しいこと、などなど話したいことがたくさんあるので、
少しでも足しになればと、事前に作文しながら予習しておきました。
戦略③ 気持ちを込めた贈り物
最後の戦略は「気持ちを形にしよう!」です。
これまでは態度や気持ちの面での戦略でしたが、やはり感謝や尊敬の気持ちを形にすることも重要だと考えました。
いろいろと悩んだ結果、2つの贈り物を用意しました!
1つ目は虎屋の羊羹の詰め合わせ。
らみのご両親についてらみにヒアリングしたところ、お二人とも甘いものがお好きとのこと。
それであれば、日本らしいお菓子で良いものを召し上がっていただきたいと思い、無難ではありますが虎屋にすることにしました。
商品は夏にピッタリの涼しげなパッケージのミニ羊羹と水羊羹のセットをチョイス。
品のある甘さが美味しい虎屋の羊羹で喜んでいただきたい!という想いを自分なりに表現できたと思っています!
2つ目はたけらみの前撮りのアルバム。
以前にもお伝えした通り、たけらみは和装の前撮りをしてきました。
その時の写真のデータはらみのご両親にも共有したのですが、やはり写真はリアルに印刷したもので見たほうが綺麗に見えますよね。
そこで、たけらみの前撮り写真の中で選りすぐりの写真を1つのアルバムにまとめました!
ふと気になった時に手に取って見返していただけるように、2人の晴れ姿を形に残してお届けしたいと考えました。
らみのご両親の反応がとても楽しみです!
以上の3つの戦略で結婚のご挨拶のために、らみのご両親がいらっしゃる釜山にむかいました!
いざ、ご挨拶へ!
「結婚ご挨拶大作戦」の3つの戦略を携え、ようやく釜山に到着!
釜山の金海空港に着いてらみと久しぶりの再会を果たしたたけは、明日のご挨拶に備えて釜山市内のホテルへ直行しました。
翌日、ホテルからほど近いらみのご両親のご実家にお邪魔しました。
緊張しながらご実家の玄関を開けると、らみのご両親が笑顔で迎えいれてくださいました!
ひとまず良かった!と安心したのも束の間、用意していたフレーズが全部飛んでしまい、
「自分の気持ちを自分の言葉で伝える!」の戦略②は機能せず。 笑
それでも「笑顔と感謝は忘れずに!」の戦略①だけは頑張って実践し続けました!
おかげで少し和やかな雰囲気になり(たけが勝手に緊張してだけだったと思われます 笑)、
拙い韓国語で簡単な受け答えと今の気持ちを伝えることができました。
「うんうん!」頷いて優しく受け入れてくださったご両親には感謝しかありません。
少し落ち着いたところで、戦略③のプレゼントをお渡しすることに。
それぞれのプレゼントを説明するのは難しかったのでらみが代弁してくれましたが、どちらのプレゼントも喜んでいただけました!
特にお父さんは羊羹、お母さんはアルバムを気に入ってくださったようで、こちらも一安心しました。
その後、なんとお母さんが手作りの料理を用意してくださいました!
らみのご両親はベジタリアンで、普段から肉や魚を使わない料理を召し上がっているとのこと。
たけにとっては初めてのベジタリアン料理でしたが、
肉や魚を使わずにこんなに美味しい料理ができるのかと感動しました!
(もしベジタリアン料理がたけの口に合わなかった時のために、普段は食べないイカのお惣菜も準備してくれました。優しすぎる。。。)
特に美味しかったのは、お母さんお手製のお味噌汁。
豆腐やズッキーニなどと一緒に納豆のような味噌で味付けされた韓国風のお味噌汁なのですが、
爽やかにぴりっと辛い青唐辛子がアクセントになってとても美味しいのです!
一瞬でお母さんの料理の虜になってしまいました。笑
食事が一段落し、お父さんは自室に戻ってお休みになられた後は、
お母さんとらみの3人でらみのアルバムを見ながら楽しい時間を過ごし、「結婚ご挨拶大作戦」は無事に大成功となりました!
まとめ
韓国にお住まいのらみのご両親への結婚のご挨拶の模様をお届けしました。
韓国力が低いたけなりにいろいろと準備をした結果、らみのご両親へ自分の想いを込めたご挨拶を終えることができました。
これから国際結婚のご挨拶を控えている方は、背伸びせずにありのままの自分で想いを伝えてみると良いと思います!
次回らみのご両親とお会いできるのはたけらみの結婚式となりますが、その時が今から楽しみなたけなのでした。
らみのお母さんの
お味噌汁が美味しすぎて
第二のおふくろの味となった
たけ
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